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僕がこの世界に来たのは約3ヵ月前
僕は故郷で旅の商人らしき人に頼まれ近くの洞窟で珍しい石を探していた
―――――
――――
―――
――
―
―洞窟―
暗がりを歩きだして数分後
シルク「この近くに…あった!」
僕は光り輝くその石を取ろうとしたその時…
シルク「何だ!うわぁぁぁ!」
―森林―
シルク「……」
石の中へ吸い込まれ気づいた時には…宙を浮いていた
シルク「!うわぁぁぁ!」
ドスーン
シルク「痛い…くそ…」
何とか立ち上がり適当に歩いていると女の子に出会った
???「Σ!?大丈夫?」
シルク「?あ…」
体中を見てみると傷だらけで血が出ている…多分落ちた時に怪我をしたのだろう…見るからに痛々しい
???「痛くなかったの?」
当然のような言葉が返ってきたと同時に痛みに襲われだした
シルク「!痛た!」
???「やっぱり…待ってて…ファーストエイド!」
女の子は僕に手を翳すと光が出て一瞬で痛みが消えた
シルク「!?回復魔法?」
???「うん♪これでもう大丈夫だよ」
シルク「ありがとう…」
???「君はどこから来たの?」
シルク「フィッツガルドだけど…」
???「フィッツガルド?どこなの?聞いたことない…」
シルク「え?それじゃここは…」
???「グラニデだよ?…あそこにある世界樹が見える?…」
女の子が指差した場所にはどでかい木があった
シルク「あれが世界樹…ここはグラニデという世界…」
とても信じられなかった…自分が世界の時空を越えたのだから
???「ここで長話するのもね…私達のギルドにくる?」
シルク「ギルド?」
???「うん♪アドリビドムというギルド」
???『一度見てみようよ』
シルク「うわぁ!」
僕の背中から声が聞こえ僕は思わず声を上げてしまった
???「Σ!?どうしたの?」
シルク「なんでもないよ…あの一度そのギルドが見たいんだけど…良いかな?」
カノンノ「良いよ♪あ、私の名前はカノンノ♪カノンノ・イアハートだよ」
シルク「♪僕はシルク、シルク・アダムス♪」
カノンノ「わかった♪それじゃ着いてきてね♪シルク」
シルク「うん」
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