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紗烏
「ふぅん…?じゃあ私の
ゼルムと戦ってみる?
本当に傑作かどうか
見極めてあげるわ」
阿瀬斗
「ちょっと待てよ…!!
話が逸れたけど大会って
まだ先のはずじゃあ…」
紗烏
「学園に来てないから
分からないのよ。戦いはもう
一週間前から始まっているわ」
阿瀬斗
「一週間も前から…!?
でも俺、まだエントリー
してないけど…っ」
阿瀬斗M
「くそ…!主催者の気まぐれか?大会が早まっている上勝手に
エントリーされてるって
どういう事だよ!」
紗烏
「エントリーした覚えがなくても、貴方は参加者として
登録されているのよ。
だから大人しく、
私と戦うことね…っ!!ゼルム!!」
ゼルム
「はい、紗烏様」
(コンビニ袋を片手に現れる)
紗烏
「あの子を壊すのよっ。
どうせ大したことないんだから」
ゼルム
「かしこまりました。
…では、戦う前に一応
名乗っておきましょう。
私はゼルム・キャメロットと
申します」
エリシル
「ご丁寧にどうも。
…エリシル・メルティーよ。
お好きなように呼んで?
きっと今日だけでしょうけど」
ゼルム
「エリシル・メルティー…
可愛らしいお名前ですね。
…では、エリーと
お呼び致しましょう」
エリシル
「ダメよ。」
阿瀬斗M
「え…っ?」
エリシル
「その呼び方は…エリーって
呼んで良いのは、
阿瀬斗だけだもん!!」
阿瀬斗
「……!!」
阿瀬斗N
「きっとその瞬間、
俺は彼女に恋をしたんだ」
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