房津

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綺麗な河川の景色。 少しは整備されたグランド。 そよ風に揺れる草花。 ぽかぽかな日曜日にふさわしい、そんな和むために存在するフィールド。 「フオオオオオオオ―!!?」 白昼にきらめく流星。 強制的に吹き飛ばされた視界。 頬に捻り込まれたような感覚。 戯れの常識を覆すキャッチボール。 つー の一投が河川に悲鳴を紡ぎ出す。 調子にノリにノった投球が文字通りのデッドボールとなるとは……。 ただの遊びだと油断していました。  
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