安土家康接待

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 もちろん今回の鮒寿司も、こうなる事を予測して用意していた物である。  田舎者の家康はどんな変わった嗜好を持っているかは分からないが、信長が鮒寿司の様な物が嫌いなのは知っている。  更に、もしも家康が気に入ってしまうといけないので、特に臭いのキツいヤツを厳選に厳選を重ね、絶対に信長が拒絶反応を起こす様に仕向けた特別な逸品である。  予想通り…いや、予想以上の快感を得られはしたが、これからってトコを無粋なド田舎者のクソ家康に邪魔されてしまった!  まぁそれを差し引いても…まだ絶頂感が波の様に押し寄せ、この場から動く事ができない。  あぁ…大殿…いや、ご主人様に叱責罵倒され打たれる喜び…快感…。  『………!?』  あまりにも大きい絶頂感の連続に、光秀は気を失ってしまった………。
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