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先輩といるといつも嫌な目にあう。
大体の人間は不幸がつづいても一時的なもので、その後には幸せがきたりするものだ。
更にいえば嫌な事が起こりそうな時は必然的にそれから逃げようと回避する術を考え、行動し、避けて通ろうとする。
だけど、この人は違う。
逃げようとせず、かといって立ち向かおうともせず、ただただソレに従うようにすべてを受け入れる。
そんな先輩となんで連むようになったのか、僕には思い出せない。
ただ、先輩といると魅惑的な世界が覗ける。
それが楽しかったのかもしれない。
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