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……！
『もしもし？しおり？
今大丈夫？』
「久しぶり。どうした？」
『今さぁ…勇太の家にいるんだけど…足なくて…』
「はぁ？車は？」
『あたし監禁されてるっぽい(笑)勇一が乗って行っちゃった…』
「なにそれ！ばかじゃね？今行ってやるから待ってな！」
『ありがとう…
ごめんね…遠いのに…
４号せん歩いてるね。』
「了解！ま、アンタの足じゃ家で待つのと変わらないけどね(笑)」
『ひどい(笑)んじゃ、また後でね…』
電話を切り、急いで部屋をでる。
１人で暗い家に居る
寂しさから一刻も早く
抜け出したかった。
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