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早苗と毎日いるようになり
研修が4時で
終わっていたので
私達はその後も
一緒に過ごした。
ただ、私はまだ
勇太と同じ店で
夜もバイトしていたので
時間がくれば
隣町まで出勤していた。
ある日店のママに
女の子が足りないと
相談され
何の躊躇いもなく
早苗の存在を話した。
「明日にでも連れてきて」
私はすぐに早苗に連絡し
一緒に働いてくれない?
とお願いすると
早苗は心良く
引き受けてくれた。
私の過酷な人生は
この時から始まっていたのかもしれない。
それに気づくのも
そう時間はかからなかった…
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