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「え、僕達もですか?」
「そうよ。頼りないコックが今日文句を言ってきたわ。お願いできないかしら?」
リンとレンは顔を見合わせ頷いた。
『偉大なるコンチータ様のお願いなら仕方ありませんね。了解しました』
綺麗に2人はハモる。MEIKOは満足そうに微笑んだ。
「しかしコンチータ様、そのコック、我らを裏切ったという事ですか?」
「いや、ただ量を減らさねば出て行くと言っていただけよ」
「では、我々に良い提案が。今日の夜食。楽しみにしていてくださいな」
召使は久々に黒い笑みを浮かべ、自室に戻って行った。
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