裏切り

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「も、もう勘弁してくださいよ…限界です。料理数減らしてくれないなら出て行きますよ!!」 コックは必死の形相でMEIKOに訴えかけた。 晩御飯の後、疲れ果てたコックがノコノコとやってきた。文句を言う為だ。 最近の料理の数にコックも耐えられなくなり、今こうして訴えている。 「辞めて…他に行く宛があると?」 「ありますよ。僕の料理を気に入って下さった優しい方が!貴女と違って彼は味を求めている。貴女と一緒にされては困る。」 「…そうか。だが辞めてもらうわけにはいかんな。よし決めた。料理の数は召使とメイドに手伝わせよう。文句あるか?」
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