第一章

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一度トイレに行き 誰もいないのを確認してからカツラをつけなおした ダテメガネもかけなおし 鏡をみて改めて自分のダサさを再確認する 「目立たないよね……」 ガチャ 「うっわ、花子が鏡見てるし」 「いやいや鏡みてもカワイクならないし」 アハハとバカ笑いする クラスの女子が入って来た 関わりたくない 私は下を向いて足早にトイレからでた まだトイレからはバカ笑いが聞こえるが 無視して教室にむかった
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