プロローグ

2/3
前へ
/159ページ
次へ
高校1年 春 私の運命はあなたに出会って変わったんだ… ♪~♪~♪~♪~ いつものウルサイ音楽が聞こえる ウルサイと思っているのに 1人じゃないって思えるから 毎晩繁華街にあるClubに足を運ぶ 「ねぇ、1人?? 俺も1人なんだけど… 隣いい??」 そしてウルサイ男もいたっけ 「勝手にどーぞ」 男なんてどうでもいいけど 1人は寂しいから 「君超可愛いよね さっきからずっと見てたんだ」 「そりゃどーも」 お決まりのセリフ もう聞き飽きた 男なんてみんな考えてる事は同じ 「ヤリたいんでしょ??私と」 面倒は嫌い だから私から言う そして次もお決まりの言葉 「ホテル行こうか」 1人は嫌 だからついていく 体を重ねているときは 唯一1人じゃないって思えるんだ 私にとって これは愛のある行為なんかじゃない 自分の存在を確かめる行為
/159ページ

最初のコメントを投稿しよう!

38人が本棚に入れています
本棚に追加