110人が本棚に入れています
本棚に追加
優奈は、もう泣いてはいなかった。
優奈『ありがとう、陸!!やっぱり陸は、私の大切な友達だね!』
友達、か…………。
今告白しても、多分無理なんだろうな。
再びこぼれ落ちそうな涙を笑顔に変えた。
陸『にしても、優奈身長伸びたんじゃない?』
優奈『でしょ?陸よりは大きいよ』
陸『そう?僕の方が大きいでしょ』
優奈『ホントだ!!……………って、背伸びしてるから当たり前じゃん!』
お別れの時間が来るまで、満開の桜の下、二人はずっと笑い合った。
最初のコメントを投稿しよう!