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凜『そういえば、夏イベの台本作った人すごいよね。みんなの性格が出てるもん』
稜駿『は?じゃあ、俺は現実でもあんなにツいてないって事?』
凜『うん。恋愛の事で特に』
稜駿『なんだよ、せっかくミイラ製造機から助けてやったのに』
凜『それは現実の事じゃないじゃん。しかも、助けたのに振られてるもんねー』
ムッと来た俺の言う事に、やっぱりムッとして言い返す凜。
稜駿『でも、凜は夏イベのしっかりキャラじゃないじゃん。それってさ、夏イベの台本に性格出てるって言えるのかよ』
凜『私はあの夏イベの時と性格は一緒だけど?もちろん稜駿も』
なんか、急に凜のキャラを壊したくなった。
稜駿『あっそ。なら、凜は俺の事一生好きにならないって自信あるのかよ』
凜『そっそれは、性格とは関係ないじゃん。大体、なんでそんな話になる訳?』
予想通り、凜があたふたしてる。
稜駿『別に夏イベの設定とかなんにも関係なく聞いてんだけど。もしかして、もう好きになりかけてるとか?』
凜『べっ別に!!………ってか、顔近い!!』
俺はさらに顔を近付けて言った。
稜駿『なぁ……………このまま凜にキスしたら、俺の事好きになる?』
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