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陸『ゆ、優奈!!』
優奈『何でそんなに驚いてるの?しかも最後なんだから、みんなと話せばいいのに』
陸『あぁ…………そうだね』
優奈にうながされて立った僕の手に、くしゃくしゃに丸められた紙が置いてあった。
『俺は、別に陸が告白してもしなくてもどっちでもいい。ただ1つ言っておくと、今日は夜桜がキレイだぞ。綾駿』
ちょっと回りくどいけど、よく分かった。
菜々香と喋っていた綾駿がこっちを見て、ニッと笑ったように見えた。
陸『あのさ、優奈!!』
優奈『なに?』
陸『ちょっとさ、外行かない?』
優奈『?別にいいけど』
告白するかどうかは分かんないけど、何となく僕は優奈と外に出た。
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