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２限は体育だった。
バレーボールの授業だった。
私は、傷のことが気になって気になって、
なんだか息苦しくなっていた。
だって知らない間についた傷だもん。
なんか気持ち悪い。
気付いたら私の呼吸は、マラソンを走った後みたいにゼイゼイいっていた。
(あれ？なんか苦しい)
手も痺れてきた。
体育の担当の山本先生は丸顔のよく日焼けした女の先生だ。
先生は私の異変にいち早く気付いた。
「八幡さん、保健室にいきましょう！」
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