kiss☆パニック

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「ちょ、リーダー! なにしてんのっ!」 「ふふ、こーくんかわいんだもん、ちゅーしちった」 だもん、てあなた。 なんてこと、してくれたんですか! 有り得ねぇ… ゆらりと、ハクと紫貴が無言で立ち上がる。 俺の頭の中でがんがん警鐘が鳴る。 ドSの末っ子たちが何をしでかすのか。いや、直面してみ? マジでガチで恐いって。 二人がゆっくり近づいてくる。 逃げようと思えば逃げられるのに、俺の体は全く動いてくれない。 「紅ちゃん」 「リーダー」 ほぼ同時にハクは俺に、紫貴はリーダーに口付ける。それも、深い方。 「…いくら夫婦って言われてても駄目です。 紅ちゃんは私だけ見てればいいんですっ」 目に涙を溜めて上目遣いで頬を赤らめるハク。やべぇ、超可愛過ぎる。
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