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苺『ん…。』
……今、何時間目??
あー…まだ三時間目で数学か~…。
苺はボーっと空を見た。
今日は、めっちゃ晴れてるなー。
あーあ。サボれば良かった。
そうしたら屋上でひなたぼっこ出来たのに~。
ふと、横目で隣を見たら
裕と目があった。
裕はクスッと笑った。
苺(何で笑ってるんだ?)
何て思いながらもまた寝ようとしたら
『花枝!これを答えてみろ。』
突然、数学の先生が難しい問題を答えろと言ってきた。
[クスクス…あんな難しいの問題、答えられる訳ないぢゃん。]
どっかの奴がそう言ってるのが聞こえた。
苺(んだぁ💢?この先公、私に恥をかかせようとしてんのか?……最低だし、なによりムカツク…。)
苺は席から離れスタスタと黒板の方へ行き、チョークを持ってスラスラと書いた。
書き終わった後、苺は先生の方を見たら顔を青ざめて
『せ…正解だ…。』
苺は先生の顔を見て馬鹿にしたように鼻で笑った。
[え゛ー!!嘘ぉ!!]
あちこちからそう聞こえたが苺は無視をして
苺『せんせぇー、この問題ってぇ、高③の問題ですよねぇ?まだ習ってもないのにぃ~そんな問題出して生徒をイジメちゃ駄目ぢゃないですかー♪すごい小癪<コシャク>な真似するんですね。』
小癪の部分を強調し、最後一瞬睨むと苺は自分の席に座った。
零『苺、やるじゃん。』
体を苺の方に向き、零が言ってきた。
苺『まぁね♪…あんな先生は駄目だね。』
ニヤッと苺は笑い、苺は顔を机に伏せて、また寝た。
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