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リオン「お…母様。」リオンはレオナにしがみつき、ガタガタと体を震わせていた。
レオナ「兵よ!リオンを安全な場所へ!」
兵「は!」と言ってリオンを連れていこうとした瞬間
バタッ…。リオンは、倒れた。
レオナ「リ、リオン!!!」
レオナはリオンの所に向かった。
???「クククッ!大丈夫、死んではおらんよ。クククッ!」
レオナは、声のする方を向き言った。
レオナ「この、忌ま忌ましい魔女め…。リオンに何をした!」
???「おー、怖い怖い。」と言い、姿を見せたのは…
魔女 メデューサ
真っ黒のマントに体を隠していて、奇妙に笑う顔だけがはっきり見えていた。
メデュ-サ「その子は、今は気絶してるだけさ。クククッ。ただ、次に目を開けた時は何も想わないと思うがな。クククッ。」お腹を押さえて笑うのを堪えてるメデューサ
レオナ「それは、どういうこと?」レオナは、リオンを強く抱きしめながら言った。
メデュ-サ「そのまんまの意味さ。その娘のすべての感情が無くなっているんだよ。クククッ!我の呪いさ!」
――――ズサッ…。
メデュ-サ「い、いいのかい?我が死んだらその娘にかけたの、呪い…。解けなくなるぞ?」
レオナは、座り込んでいるメデューサの前にたった。
レオナ「私が、死んでも呪いを解く。」
メデュ-サ「そう…ハッ…簡単…に…ハァハァ…解けるかのぉ……ククズサッ
レオナ「リオン!待っててね。助けるから…。」
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