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一通り、見張りを終え、櫓を降り立った。
向こうから、一人の少女がシュウの名前を呼びながら、走って近寄ってきた。
「ブーケ、見張りなら今終わったぜ」
少女はいきなり、抱きついてきた、シュウは顔を赤らめて恥ずかしがっていた。
「いきなり////抱きつくなよ」
「だって、寂しがり屋だもん」
シュウは呆れた顔だったが、本心は嬉しい様子だった。
シュウは真面目な顔つきになり、見張り中妙な違和感があったのを伝えた。
どうやら、ブーケも同じ違和感を感じていたのだった。
この後、その違和感が現実となるのは差ほど時間はかからなかった。
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