一章

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「解りました。それでは、この退部届の記入をお願いします」 そう言って、京香が新たに差し出してきた書類に目を通して、大輔は目が眩んだ。 その退部届と銘打たれた書類には、記入項目が全部で二百項目あり、また同じ項目数が裏面にも印刷されていたのである。 「……何だこれは? ……新手の嫌がらせか何かか……?」
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