一章
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心持ち得意気に語る京香を見て、大輔は新聞部がそんなに大層な影響力を持っているのか、甚だ疑問に感じた。 しかしその仄かな希望も、畳み掛ける京香によって完膚無きまでに粉砕される。 「広く深く得た情報は、私どものペン一つで何とでも操作出来るのですよ。勿論貴方の事も」 こいつは最低なんだと知った。
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