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「上手くいったぜ。さすが俺様だな」
先ほどまでミミがいた場所を見ながら独り言を言い、かるく次元を曲げて他の奴らの様子を見る。退屈そうだったやつらの顔は好奇心で満ちている。
ん?まてよ?なんか数は減ってないか?それになんだこの感じは・・・。
「・・・・・・・・lun lun・・・・・・・・・・」
・・!?今なんか聞こえたような・・。
なんだ?・・歌?
俺様はこんな歌しらねぇぞ?どこのどいつだ。
しばらく様子を見たが一度だけ歌が聞こえた以外何も起こらなかった。
それからもうしばらくしてレコードを45枚集めたミミが帰ってきた。
「ちょっと神様!!みんな攻撃してくるんだけど!!しかも50枚もないし!」
「マジか。災難だったなところでミミ・・」
かなり適当に受け流し、
「途中ヘンなやついなかったか?または歌が聞こえなかったか?」
そういうとはっとした顔をして
「そうそう!!そのことで聞きたいことがあったんだよ!この鍵なに?変な奴が落としていったの」
そう言い見せたのは青色の古びた鍵。・・・どこかでみたことがあるような・・。
俺様がそれに触れたとたん・・・!!
俺様の目の前に扉が出現した。鍵と一緒の色の・・・扉が。
俺様を誘っているのか?面白い・・行ってやろーじゃねぇか。
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