始まりの夢episode01 1

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「ありがとう・・そういや、名前はどうする?」 「?」 「?」 「うん?」 「?が名前か?」 「うん。?がいい」 無知・・か。なるほどな。 「おうわかった。そういやあの曲はなんだ?」 「あの曲は・・・NIENTE。君と僕が同じだった最後の日に作った詩」 「無・・か。おk。了解。でなはてなよ。そろそろミミがやってくる。相手してくれねぇか?NIENTEで」 「僕も参加したかった・・。うん」 「じゃあ先に帰ってるから後でミミと一緒に来いよ」 そう言って俺様は元の世界へと帰った。 「なんじゃそのニヤけ面は」 戻っていきなり言われた言葉はそれだった。お前よりはマシな顔だっつの。 「にやけてねぇよ。シグマお疲れ・・・ありがとな」 素直な気持ちを言っただけなのに・・・あぁそれなのに・・・ 「・・・なんじゃお主!??きききしょくわるいわッ」 「てめ・・いい加減にしろよ存在消すぞ・・・」 「じょうだんじゃ。なんじゃお主・・扉の中でずいぶんと良い経験をしてきたのじゃな」 「まぁ・・な」 あんな経験はなかなかできないだろう。 「この前の問いの答えを聞かせてくれぬか?」 ふいに言われたので何の事だか分らなかった。 「そなたは神になれてよかったか?」
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