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「ありがとう・・そういや、名前はどうする?」
「?」
「?」
「うん?」
「?が名前か?」
「うん。?がいい」
無知・・か。なるほどな。
「おうわかった。そういやあの曲はなんだ?」
「あの曲は・・・NIENTE。君と僕が同じだった最後の日に作った詩」
「無・・か。おk。了解。でなはてなよ。そろそろミミがやってくる。相手してくれねぇか?NIENTEで」
「僕も参加したかった・・。うん」
「じゃあ先に帰ってるから後でミミと一緒に来いよ」
そう言って俺様は元の世界へと帰った。
「なんじゃそのニヤけ面は」
戻っていきなり言われた言葉はそれだった。お前よりはマシな顔だっつの。
「にやけてねぇよ。シグマお疲れ・・・ありがとな」
素直な気持ちを言っただけなのに・・・あぁそれなのに・・・
「・・・なんじゃお主!??きききしょくわるいわッ」
「てめ・・いい加減にしろよ存在消すぞ・・・」
「じょうだんじゃ。なんじゃお主・・扉の中でずいぶんと良い経験をしてきたのじゃな」
「まぁ・・な」
あんな経験はなかなかできないだろう。
「この前の問いの答えを聞かせてくれぬか?」
ふいに言われたので何の事だか分らなかった。
「そなたは神になれてよかったか?」
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