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俺様は背を向けてるからあいつがどんな表情をしているわからねぇけど、本気で驚いてる声出してんな。
「俺様は俺様だぜ。邪魔して悪かったな」
俺様は自分の世界へ帰るため時空の歪を作り、シグマの宮殿から出た。
俺様が出る間際、
「のう・・全知全能の神よ。お主はどうなのじゃ?覚えておるのか?」
そう聞こえたが無視してやった。
シグマの宮殿を出た後俺様が出向いたのはアンネースの世界だった。
「よぉアンネース」
百合の花を見ながら涙を流している少女に俺様は後ろから声をかけた。
アンネースは振り向きお辞儀をして
「お久しぶりでございますMZD様。きょうはどのようなご要件ですか?」
そう言った。
「パーティのことでな。おう喜べ。シグマがラスボスをしてくれるそうだ」
「・・!シグマ様がですか」
目を見開き硬直している。こいつの脳内でどうもシグマが美化されてるようだな。
「おう。んで、お前は中ボスな」
「はい。了解しました・・・」
そういうとアンネースは真剣な表情で頷く。楽しんでくれればいいんだが。
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