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洞窟は真っ暗でなんも見えない
「どこいった俺の暇潰しの道具」
すると虎太郎がディアボロスの腕から離れた
「ん?どうした虎太郎、自分で歩く……」
―ガラッ! ―
「…へ?」
踏み外してしまった(笑)
ディアボロスは真っ逆さまに落ちていった
「虎太郎の裏切り者ぉおぉおぉおぉお!!!!!!!!!」
虎太郎は落ち行くディアボロスに白いハンカチを持ち手を降った
―ひゅゅゅゅゅ…―
「ぬわっ!?」
いきなりスピードがゆったりなる
「なんなんだここ?なにこの無重力感w」
フワフワと降りていき無事に着地
― ストン ―
辺りを見渡す……何となく部屋の廊下の様だ
「モグラでも住んでる…ん?」
歌響発見
「いた!!」
その声を聞き振り向く歌響
「うわぁ!出た!」
「『うわぁ』とはなんだ待て暇潰し!!!!」
再び全力疾走
「何故逃げるウサ耳ぃいぃい!!!!」
「なんで追っかけて来るんですかぁあぁあぁ😭!!!」
曲がり角を歌響は急いで曲がった
「この俺をまこうなんざ一億とニ千年はぇんだよwww!!!!」
ディアボロスが曲がる…と
「…おりょ?……いない……」
辺りを見渡しても何もない…いや、あるのは目の前のちっさい扉…
「あ~…ここを通ったか…………とおれっかな?」
ドアノブを握って左右に捻る
「鍵かかってんな……ん?」
ふと隣を見ると、さっきまで存在していなかったテーブルが…その上には何やらビスケット…
ディアボロスは立ち上がり、ビスケットを見てみる
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