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『そうっスよ……仮にも、人間あっての神様なんスから。いくらなんでも、強制転移だなんて……』
…意外に腰が低い。
「そうよ、ね。そもそも、こうやって交渉する必要ないし。」
キャリアウーマン、目がヤバい。
「というワケで、行ってらっしゃい。この部屋にある物、好きに使っていいから。」
おい。強制転移させるんかい。人間あっての神様じゃないんか。
「ばれなきゃいいのよ。ちなみに、この部屋にある武器や乗り物やその他色々は、向こうでは本物同様の威力や性能になるようにしとくから」
おいおい、マジで?
「ちなみに向こうでは、魔王とか魔獣とか悪魔とかわんさかいるから。」
おいちょっとまて!
「大丈夫、倒せばわかるから。そうそう、頭の中に思い描いた事を実現できるようにしといてあげるね?」
あ、どうも………
じゃなくて、倒せばわかるって!?
「じゃ、頑張ってね」
無視かァァ!
そしてオレは、意識を失った。
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