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「…豪炎寺、これ…」
「自家用プラネタリウム…鬼道に借りたんだ。」
「…でも何で?」
「お前が泣いてたから…」「……っ///」
豪炎寺の稀にある、ストレートな優しさにはいつも惑わされる。
「ほら、冷えるだろ…」
豪炎寺は俺の隣に来て布団をかけて、手を握ってくれた。
「豪炎寺…///」
「風丸…愛してる…」
「…なっ…なっ///」
筋が全く通ってないけど…俺の心を満たすには十分な言葉。
「豪炎寺、ありがとう…大好きだよ///」
そう言って豪炎寺の頬にそっとキスする。
「…風ま―…」
「……っ…///」
なんだか凄い恥ずかしかったから布団にもぐった。
「……フッ…」
…と、笑って布団の中に入って来た豪炎寺に後ろから抱き締められる。
…あったかい。
「…おやすみ、風丸。」
「…ん、おやすみ///」
豪炎寺がくれた星空の下で、俺は静かに目を閉じた。
【流星群】
(今日は良い夢見れそうだ。)
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