病室

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その日の前日 君は咳が止まらなくて 心配する私に 大丈夫だよって言ったよね 大丈夫なわけがないのに 苦しいのは君なのに その言葉は 余計に君を苦しめたはずなのに 私、少し気付いてたんだ いつの日か 君は話しをしなくなって 最後に見た君は ベッドから起き上がることもできずに 天井を見つめる瞳が 苦しみと悲しみを帯びているような そんな感じがして いまさら気付いたのが悔しくて また 涙が溢れ出した
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