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「じゃあ早速準備しようか。」
「は~い」
「まずは属性を教えてくれるかな?」
「えーっと…」
ちょっ!!
ワタシの属性どうしょう!?
やっぱ絞んなきゃだめだよね?いっそバラして…ハッ、ダメだ!こここって大きいし、如何にも王道的主人が居そうだよ…。
イヤイヤあの展開とかも…
とかなんとか思考の中で脱線。
…で、って!
そういえば属性決めてないし!あぁもういいや風と氷と音で!
「…風と氷と音、だよ」
「間が気になるけど…音?」
「うんそう。名前の通りおとを操る属性。」
「へぇ~、初めて聞くよ、特殊属性はほとんど発見されたと聞くけど、そんな属性もあったんだね。」
「そうみたい。(あ、やっぱまずかった!?)ねぇ、この世界は他に特殊属性ってなにがあるの?」
「ん?あとは、時、空間、創造、破壊、重力、光、闇、虚無、かな。」
「結構たくさんあるね。」
「そうだね、でも使える人が極少数なんだ。」
「そうだろうね、特殊属性って何かと燃費悪いし、なかには代償がいるものものあるし属性そのものがあっても、またにその他の属性と混ざって魔力が封印されてて、一生そのままの人もいるんだよね。」
「ふむふむ、物知りだね~刹那ちゃんは」
「あはは、それほどでも~」
「…で、刹那ちゃん?」
「ん?なぁに?」
「刹那ちゃんの本当の属性はなぁに?」
あ、気づいてたんだ。
ワタシ魔力は大半封印してるけど、属性はしてなかったや。
ある程度強い人ってそういうの分かるらしいね~
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