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沈黙。 (あれ?男が黙り込んだ…。 ず、図星だったのか?) 「あ、あの…『俺はっ…!…』 不安になって男に喋りかけたが、俺の言葉を遮って男は大声をあげた。 だが、男が何か言おうとした時… 「っん~♪よく寝た! あ、伊月きてたのか♪」 どうやら兄ちゃんが目を覚ましたようだ。 そして "伊月" と呼ばれた男は兄ちゃんに気づいて… 『やっと起きたか。おはよう。近くまで来たからちょと遊びに来ただけだ。ニコ』 ニコ!? なんだあいつ!? さっきと別人だろ!! さっきまで人殺したような顔で俺を睨んできたくせに!! にっこにこじゃんか!! 気色悪いっ…! 兄ちゃんも兄ちゃんだ! 覆い被されているのに、それが当然みたいな態度で…! 何平然と会話してんだよ! 「ちか!帰ってたのか♪ そんなとこ立ってないでこっちにおいで。」 やっと俺に気づいたらしく、いつもの優しい笑顔で[おいで、おいで]をした。 「あ、う、うん」 俺が一人で考えてる間に、伊月とかゆう男は兄ちゃんから離れていてソファーに座っていた。
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