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「やばっ!もういつの間にか8時だよ!」
なずなが携帯の画面を見ながら言った。
「ごめん。俺さ…これから塾だわ…」
「あたしも~」
名残惜しそうに二人が立ち上がった。
「じゃあ俺らも出ようぜ。なずないなきゃ瑠璃止めれるヤツいねーし。」
「ちょっと!それどーゆう意味?」
おっと!と言いながら龍は早々と店を出た。
「待てー!」
瑠璃がその後を追う。まぁ。いつもの風景。
「じゃあまた今度。」
「ばいばーい。」
「またね~。」
そうして瑠璃となずなと真人は帰っていった。
「ゆいこまだ時間大丈夫?」
龍が聞いてきた。
「うん。じゃあゆっくり歩きながら帰ろう?」
「そうこなくっちゃ!」
ゆいこと龍はゆっくり歩き始めた。
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