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―――JR貨物 愛知機関区 朝、機関区の中央に近い留置線で、1041は目を覚ました。 此処、稲沢にやって来るのも、何十年ぶりだろうか。 長い間、関東地方での小運用に従事していた彼が、濃尾平野の地にまで足を伸ばせたのには訳があった。
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