第Ⅱ章 蘇る希望
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「そこは謝るんじゃなくて『ありがとう』だろ?」 謝るよりは感謝される方が良い。 それを彼は当たり前なのだろう。 「…うん。ありがとう」 お礼を言うと、おぅ。と返事が返ってきた。 おかしな奴だ。何でかは分からないが、笑いが出てくる。 自分にも、こんな感情があるとは思ってもみなかった… 不思議な奴だ。
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