第Ⅱ章 蘇る希望

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その言葉でルイは険しい顔つきに変った。 「俺が呼んだんだ」 「――…えっ?どう、して?」 先ほどの話を思い出す。 『魂は一つに二人』 「…もしかして、私の…?」 何かがあったのだろう。 直感で分かった。 「…ついて来い」 ルイは部屋を出て行った。 拒否権は無さそうだ。 黙ってついて行くことしか、答えは見つからないような気がした。
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