ある日
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香は好きな人について語り出した。 強くて、本が好きで、静かでかっこよくて、笑うと可愛くて、誠実で…… だそうだ。 胸が痛んだ。 その分笑った。 俺じゃない誰かに恋をして幸せそうに 俺に語る。 今までで1番幸せそうに、世界で1番幸せそうに微笑む。 「幸せそうだな。」 「うん!今日遊ぼうって誘われたの…すごく嬉しかった…学校の屋上なんてセンス悪いよね」 小さく笑う。 俺もつられて。
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