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『菜摘チャン めっちゃ怖い…ひねくれすぎだぞ(笑)
てか、最後は俺のせいみたいになってんじゃん!』
とギャーギャー騒ぐ菜月。
『ひねくれてようが何だろうが私の勝手。とにかく私は平和に学校生活を送りたいの!
だ・か・ら、生徒会の仕事押し付けたり、目立つような事は謹んでもらえますよね!?
…菜月お兄様!!?』
『り、了解!!!』
にっこりと満面の笑顔で…しかし目は笑っておらず脅すように菜摘は菜月に言った。
背後にブラックオーラを最大に纏って……(笑)
学校の駐輪場へ着き2人で校舎の方へと歩いていると、たちまち周りには気づいた生徒たちが
「菜摘サンおはようございます!」
「キャーッ///菜月様おはようございます!!」
など騒がしく挨拶してきた。
『おはよう♪』
『…オハヨウ ゴザイマス』
有名人である2人は無視する事などできず挨拶して行ったのだった。
『…菜摘 何でカタコトで挨拶してるの? 可笑しすぎ(笑)』
『生徒会長様の評判を落とす事はできませんからね。ハァ、朝から疲れる…;;』
『まぁまぁ、そんな朝からだるい顔しないで。ホラ、先輩来るよ』
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