私と同級生ちゃん

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先生がさって行ったと同時に、みんな各々立ち上がる子もいればうなだれる子もいた。 そんな中、私に近づいてくる人影が2人程いた。 「はーなぁーー!!!」 「出たな!妖怪優等生っ!!!」 「いやいや、意味わかんないし」 はい。ごもっともですね。 しかもネーミングセンス無さ過ぎな自分の脳味噌が悔しい… 「てか、今日のテスト手応え的にはどんな感じ?」 「無理。」 きっぱり言い放つ私をケラケラと笑うのは、説明が遅れたが自称優等生の凛(りん)だ。 そしてもう1人… 「はなーー♪♪」 「いやぁー///」 「うぅん…やっぱり良い声だなぁー華の声は…」 などと人の胸を揉みながら 心地良さそうにしているのは加奈(かな)だった。 「はーなーせーこらぁー!!//」
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