絶対、命令

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…………えっ? 咄嗟にスカートで下着を隠そうとした。 でも、スカートに気が取られてて私が掴んでいた塀を手放してしまった。 「……あっ!」 ……落ちるっ! スローモーションのように私の身体が地面に向かって落ちていった。 次の衝撃に備えるようにギュッと目を閉じた。 …………あれれ? 「………痛くない」 恐る恐る目を開けると私の目の前には、誰か分からない人の胸元。 「……早く、どいてくんね?」 「…えっ?」
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