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毎日、満員電車で通学していたオイラ。
その満員電車で起きたけたたましい事件をあまつさえなくお送りします。
平板な毎日。
今朝も例外なく満員電車に滑り込むオイラ。
車内は当然のごとく人々でごったがえし、立錐の余地もない。
車内中央まで入ってしまうと
降りれなくなってしまうおそれがあり、いつもオイラは、開閉式ドアにはりつくように、乗っていたのだ。
電車が走り出し、人々の群れが背後から押し寄せ、体を圧迫する。
しまいには体が宙に浮く状態。
いつもの事なので、さほど気には止めないが、やはり、あまり歓迎できるものではない。
「うぷっ!」
あまりにも圧迫され、中味がお口からでそうになったけど、ぎりぎりで、リバースに成功。(神業!!)
そして、しばらくして……
「ぴぇーっ!だ、誰かが尻触ってる。まさかー!ホ○ですか……」
ふざけんなよ、ホ○よー。
なんでこんだけ人数いんのに、よりによってオイラなのよん。
鬱だよ……
ものすごく鬱だよ……
トホホ……
あーーーー
鬱べーしっ!
鬱べーしっ!
鬱べーしっ!
だが、数秒後。
あまりの凄惨な光景に血の気が引くことになる。
ちらっと車窓を見ると、オイラの背後にいるのって……
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