-prologue-

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真後ろからの高い怒鳴り声に驚き息がつまる。 振り返ると視線の先には呆れた…顔もしてるが7割怒ってむくれた顔の幼馴染みがいた。 「………」 「もぅ、また考え事?」 「あぁ」 「何回呼んだと思ってるの?…そんなにボーっとしてたらいつか命落とすわよ?」 彼女は溜め息をついた。 それと同時に俺の肩に衝撃が走り上体が少し前に傾く。 「まぁ、その時は家族の俺達が守ってやればいいじゃねぇかっ!!」  
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