-prologue-

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2人の口論が止まり視線が俺に集まる。 「まだ奴等のアジトから距離があるとはいえ警戒するに越したことはない。騒ぎ立ててこの計画が悟られたら今までしてきたことが水の泡だぞ」 「…悪い」 「ごめんなさい…」 2人は申し訳なさそうに素直に詫びた。 「でも…」 俺の肩に掛けられていた腕が瞬時に首に回る。 「?!!」 「元凶はお前だろ~~~~??いつもボーっとしやがって!」 「確かにそうね」  
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