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仕事の帰りにカズはたまにうちに来ていた。
靖子とは電話する状態だったが、ある日、久しぶりに3人で会おうということになり、また例の店に飲みに行った。
2人ともお金があるし、私も父からおこずかいをもらって、ドンチャン騒ぎをして、カズの家に帰り、またそこで色んな話をしていた。
靖子も居酒屋の店の子と付き合って、つい先日、初体験をしたらしい。
その人は大学生でどうやら、浮気者らしい。
カズは工場が終わると南に一人で行って、ナンパされた相手と遊んでいるらしい。
処女は私だけか…
なんとなく、取り残された気分だった。でもあんまり男に興味がなかった。付き合いたいとかも思う事もない。靖子が突然、
｢あたし、もう別れるかもしれんねん。｣
私｢なんで？この前初体験したばっかりやん、一番ラブラブの時ちゃうん?｣
靖子｢あたしさぁ、今日店におったバーテンダーの子が好きになってしまってん。｣
えっ!?確かにカッコイイ子やったけど、いきなりかよ！
と思いつつ…
私｢別れるんやぁ～｣
靖子｢うん、店も辞めるわ、でもいい考えあるねん、後、一ヶ月付き合ってから別れて妊娠したゆうて、金とったろと思ってるねん、協力よろしく!｣
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