完は嘘ぴ~♪お母たま今日の晩御飯はハンバーグに致しませんか?

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「ロイドさん久しぶりに料理で作ってみたの。 見よう見真似で作ったから正直、自信はないのだけど、お口に合うかしら…?(*≧∀≦*)😃」 「おぉ、今日は中華料理か! 春巻きに酢豚、エビチリまであるな? どれも美味しそうだ…!(*^^*)😌」 [満子さんは国際科学研究所の所長を引退後、趣味で科学的な研究実験を行いながら同じく元国際科学研究所の副所長だった夫ロイドさんと日々、引退生活をエンジョイしておりました。] [ロイドさんは趣味で庭いじりや釣りを楽しみ、満子さんはロイドさんに美味しい手料理を食べさせたい一心で料理の腕を磨き切磋琢磨する日々を送っていたのです。] [しかし、科学の世界では百数十年に一人の逸材とまで言われる程に天才的才能を持つ満子さんですが料理の世界ではその才能もイマイチ発揮されずにおりました。] [見た目は良くても味は駄目なんて日常茶飯事。] [それでも昔は見た目も味も駄目なパターンが日常茶飯事であった為、引退生活をしてからの約一年間は、大分マシになった方だと言えました。] (な、なんか…この人、オカアたまと同じ香りがするような気がしまつが……(°□°;)??) ワタクシ、ムービー見ながら何となく、そんな危険な香を嗅ぎとっていたんですね。 [満子さんの夫であるロイドさんは絵に描いた様な愛妻家であり満子さんの決して美味しいとは言い難い料理の数々を文句一つ言わずに美味しそうに平らげてくれてる素敵な旦那様でした。 ]
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