84人が本棚に入れています
本棚に追加
/296ページ
[更に言えばトコトン致命的な事に満子さんには料理の知識が殆どなかったのでした。]
[しかし満子さんは、そんな事を気にする様子もなく黙々と調味料から手作りしようと思い調味料の精製方レシピに見ながら調味料精製機を開発に着手します。]
[綺麗な海水から塩が精製され……《ピギャーァァ!!》……る筈でしたが、何か奇妙な奇声を上げる物体が産声を上げる事になりました。]
[それはウミウシと海星(ヒトデ)を組み合わせたボディにサメの頭部が融合した怪生物の誕生の記念すべき瞬間となったのあります。
《怪奇生物ピギャララドン誕生!?》
命名者:満子・ブラッドリー氏]
「あらまぁ、塩の原型って生き物だったのね?😌」
[満子(みつこ)さんは科学的な事以外に疎かった為、塩はこの怪奇生物から作られる物だと思ってしまったのでした。]
[そして....。]
「うーん、でも、どうしたら塩になるのかしら?
科学的になら元素の組合せだけで作れるんだけど?
あっ!――そうか、そうなのね!
確か何かは忘れたけど乾燥させて作る物とかあったわね❤」
《ピギャー? ピギャ!?😱ピギャァァァァァァ~!!!!?😭》
[満子さんは怪奇生物ピギャララドンを巨大なミキサーでコナゴナになるまでの粉砕行為を開始すると強制的な高速度乾燥により“塩に見えなくもない物”を遂に完成させたのでした。]
最初のコメントを投稿しよう!