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俺には好きなやつがいる。
回りから聞けば不毛かもしれないが…
俺は「不動明王」が好きだ。
真・帝国のこともあり俺はあいつが嫌いなはずだった…なのに、最近あいつから目が話せない、というか追ってしまっている。
俺のことが大嫌いな不動がこれをしったら、俺は嫌われるだろうな。
―練習中―
「ねぇー鬼道くんー。」
話しかけてきたのは不動だった。
「…なんだ？」
「最近さぁーやたらと俺のことみてねぇ？そんなに俺が憎いかよ？ハッ…」
突然投げ捨てられた言葉に俺は戸惑う。
「みっ…見てなどないっ///それに憎いなんて思ってない！」
精一杯講義する。
「ふーん…そーなら別にいいけど…」
（鬼道くん、なんで赤くなってたんだ？…まさか…って！俺は何期待をしてんだぁ！早く今のことは忘れよう）
と告げ不動は去っていった。俺は不動の顔が赤くなっているのを見逃さなかった。
（あいつ…まさかな）
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