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僕は制服に着替え、階段を降りリビングに向かった。
そこにはもうすでに妹が朝食を済ませ、食後のコーヒーを優雅にすすっていた。
「ずいぶん遅い起床ですわね?お兄様」
こいつが妹の美桜(みお)
桜蘭高校に通う高校1年生
いつからかわからないが何故かお嬢様口調で喋るようになり、嫌みも全てこの喋り方で言うので、腹立たしくてしょうがない。
「あぁ…」
「なんですの?その返事は?」
それではまるで死んだ魚のようではありませんか?」
いい忘れたが、妹はかなりの毒舌。
まあ、僕は日々この毒舌にされされているのでいちいち言い返す気力もなく、聞き流す。
「なんですの?お兄様言い返さないのですの?」
「それではこちらの張り合いが御座いませんわね?」
「お兄様それでもき○た○ついているのですか?」
妹はたまに飛んでもない暴言を吐くときがある。
「うっ…お前なぁ女なんだからそんな暴言吐くなよぉ」
「やっと反応してくれましたわね」
妹は嬉しそうに言う。
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