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リウはルクスを捜して街のなかをずっと走り回っていた。
「ッ……。どこに行ったんだ…?」
と辺りを見まわすと、キラッと光るものが見えた。
リウは不思議に思って、近寄って見ると、先端に血のついたナイフがあった。
リウはこのナイフに見覚えがあった。
「ルクス……。」
リウはナイフを拾い上げ、布に包んで懐にしまってから、
「ダンテに言わないでおくからね。」
と呟き、メゾフォルテ家の屋敷に向かって歩き出した。
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