記憶

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さゆり:ぎゃあー。 最悪~・・・こんなに雨が降るなんて思わなかった! 沢村:じゃあ帰るか? 横山:冷てっ!! 恭介さんの一大事に何て事を! 沢村:冗談だよ。 横山:俺ぁ行きますよ。 たとえ火の中水の中!! すぶぬれになったとしても!! 100度の熱が出たとしてもお通し申す!!! 悠希:誰だよ。 てか別に傘はさしても良いよな? 横山:オフコォォォス!! 西宮:相変わらず・・・人を呼び出しておいて放置なんて帰りたくなりますよ。 北…:佐久間のピンチっつう割にはいつも通りだな! 昴:てめぇら・・・俺は仕事切り上げてきてんだぞ。 ゆりか:お兄ちゃん怒らないで! 堺:和やかやなぁ。 久し振りやこの雰囲気。 美川:今同じ学校のハズの僕らが何故かアウェーだね。 城島:あっはー! 皆のアイドル城島君だよー! 天野:・・・・・・。 激しく降る雨の中、各々がゴチャゴチャと喋り倒す。 さゆりが招集したメンツは懐かしい香りを漂わせていた。 北…:ふっふっふっ!! 遂に俺の出番が来たか! 沢村:おい呼ぶなら考えて呼べって言っただろ。 さゆり:だってハゲ太郎が一番仲間多そうじゃん。 北…:誰がハゲ太郎じゃ! 沢村:おい、何かてめぇ名前にモザイク入ってんだよ。 北…:ああ!? 誰がハゲ太郎じゃー!! 堺:いつまで言っとんねん!!! 横山:うお、さすが関西弁。 堺:任せぇや。 こんなもんお手のもんや。 沢村:・・・こんだけ一気に出て来たら最終的に二人は消えるな。
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