* アルバイト *

7/11
前へ
/311ページ
次へ
「お願いします。ちょっと、佑樹!こっちで挨拶しなさい」 キッチンで、何か雑誌を見ていたらしい彼が顔を上げると、いかにもめんどくさそうな顔をしていた。 まだ、始まっていないのに不安がよぎる。 『なんか機嫌悪そう。あたし、うまくやっていけるか…!?』 「児嶋佑樹(コジマユウキ)。高二」 「佑樹! すいません。態度悪くて。悪い時は怒ってやっていいから」 .
/311ページ

最初のコメントを投稿しよう!

227人が本棚に入れています
本棚に追加