それでも僕は、

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季節は過ぎて、僕は受験に向けてのラストスパートをかけていた。 その日も、いつものように放課後の教室で一人もくもくと勉強していた。 「何してるの?」 懐かしい声がしてふと顔を上げるとそこには、あの日と変わらないキラキラ光る君の笑顔があった。
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